インダストリアル調デザインのロフトはしご
インダストリアル調デザインのロフトはしごについて説明をします。
インダストリアル調デザインのロフトはしごとは?
ロフトはしごのインダストリアル調デザイン その1
東京の個人のお客様からご注文のロフトはしごLL-SUPER(ショートタイプ)のインダストリアル調デザインが完成致しました~♪
わぁい♪ヽ(▽ ̄ )ノ/(_△_)ヽ(  ̄▽)ノわぁい♪
とてもいい感じで仕上がっています。
インダストリアル調デザインは作ってみないとどんな感じになるのかわかりませんので、お任せでしかご注文をお請けしておりません。
出来上がってからのお楽しみ的な(造る方も失敗しないかドキドキ)デザイン仕様となっております。
これってダメージ加工デザインなの?
簡単に言いますと、鉄の擦り切れた、使い古した、少し錆が出たような雰囲気(実際には錆びていない)をイメージしながら、場所によっては荒々しく仕上げたりとダメージ加工の雰囲気を作っていきます。これは熟練の技がなせることで、慣れない人がやるとただの失敗作になってしまいます。
このデザイン名もいろいろと考えたのですが、
例えば
- ヴィンテージ風(製造されてから30〜99年経過しているもの)
- アンティーク風(製造されてから100年以上経過しているもの)
- レトロ調(古く懐かしい感じがする品物のこと)
- インダストリアル調(工場街をイメージさせるような、スチールなどの建築資材がむき出しになった、無骨だがかっこいいデザイン)
などの言葉が考えられますよね。
このロフトはしごのデザインの呼び名をどれにしようか迷ったのですが、『工業的デザインは機能性もあって使いやすい』という意味を含んでいるインダストリアル調という言い方にしました。この言葉がいちばんしっくりきましたね。
鉄はナマモノなのでいろんな表情を作れるところが面白い!
そして、同じ色、模様は2つと作れないというところも。
はしご本体と同じように、取付けるためのボルトやビスも同じようにダメージ加工デザインをします。
これらは誰から教わったわけでもなく、すべて自己流。
このデザインは少し手間が掛かりますが、手間以上の価値は出せていると思います。
ショートタイプのインダストリアル調 その2
こんにちは♪( ´ ▽ ` )ノ♡
『金よりも大事なものに評判というものがある。世間で大仕事をなすのにこれほど大事なものはない。金なんぞは、評判のあるところに自然と集まってくるさ。(坂本龍馬)』
私もこの領域に達してみたい、そう思ったのでした。
どうも、ナカジーです♪(笑)
やっと梅雨らしくジメジメとした感じになってきましたね。
↓↓↓
この時期の鉄の取り扱いにはとても気を使います。
なんたって、生ものですからね。
ちょっと保管が悪いとパンにカビが生えるのと同じで鉄にはサビが発生します。
一度サビを出してしまうと使えなくはなりませんが、それを除去するのに時間が掛かるのと、同じ個所にサビが発生しやすくなるので、極力サビを出さないように細心の注意を払い、作業工程や保管の方法を考えます。
これから灼熱の夏、キンチョーの夏、日本の夏、高校野球の夏へと季節は変わっていき、梅雨時期よりは気を使わなくなりますが、今度は我々の体力がもつかどうかが心配な季節へと変わっていくのです・・・(-_-)
完全なオーダーメードでしか出来ないデザイン
さてさて、前置きが長くなりましたが、今回はロフトはしご『LL-SUPER』のインダストリアルデザインをアップ致します。
標準タイプより20センチ幅が狭い300㍉のショートタイプになります。
このデザインは昔ヒマな時に遊びで造っていたのですが、ホームページにアップしたところ、一部のお客様から「このデザインと同じものが欲しい」と製作依頼がありまして、ヒトフデハシゴⓇで試作品の製作したのがスタートです。
特徴としては、通常のLL-SUPERより荒々しい造り(デザイン)になっているというのと、製品に印刷されているマーキングもそのままデザインとして残して使用しています。
荒々しいといっても人が手に触れるものなのでその点には注意をしながら、削った跡や焼けた跡など製作の様子がそのまま見れるデザインというのが特徴です。
塗装はもちろんツヤ消しのクリヤー。(これは塗装前です)
また、塗装をすると鉄の表情が変わりますので、塗装から返ってきて仕上がり具合を見るのも楽しみのひとつです♪
この仕上げに関しては、完全お任せという条件での受注となります。
だって、造ってみないとどうなるかわかりませんから(笑)
今回のはすごくイイ感じで仕上がっています♪
お客様に喜んでもらえるかなぁ~o(*^▽^*)o
~~~つづく~~~
ヒトフデハシゴのインダストリアル調デザイン
インダストリアル調デザインは素材の表面の質感の特性を生かしたものです。
その中にはマーキングも含まれます。
こちらの写真はロフト用ハシゴの『ヒトフデハシゴ』です。
インダストリアル調デザインの部分を拡大すると
こちらが材料のサイズと定尺の長さのマーキングです。
この焼き色や黄金色も雰囲気が出るように出しています。
表面はクリア(半ツヤ)の焼付塗装。
ただし、全く同じ雰囲気のものを2つと作ることは出来ませんので、その点ご了承ください。