ロフトはしごをDIYで取付けてみよう!

DIYでやれることとは

ロフトはしごのDIY
ロフトはしごとDIY

新築で住宅を建てる際、ただ眺めているだけではなく、『なにか想い出として形を残したいんだよなぁ~』と思っていらっしゃる方も多く、『ロフトはしごのLL-SUPERってDIYでお取り付けは出来ますか?』とご相談を頂くことも増えてきました。

DIYでやれることと言えば

  1. 壁のペイントDIY
  2. 床張りDIY
  3. キッチンやトイレのDIY
  4. 庭のDIY
  5. 家具のDIY

などがありますが、その中でもロフトはしごのDIY(取付け)は比較的簡単な作業でできます。

今回はロフトはしご『LL-SUPER』を

DIYで取付ける手順を説明していきたいと思います。

『LL-SUPER』をDIYで取付けることが出来れば、他のロフトはしごは楽にでお取付ができますよ。

1.DIYのために準備するもの

  1. ロフトはしご『LL-SUPER
  2. 電動インパクトドライバー
  3. ラチェットレンチ
  4. 六角ソケット
  5. プラスのビット
  6. 木工用のキリ(2.5~6.5)
  7. マスキングテープ
  8. スケール
  9. 差し金
  10. 水平器

1.ロフトはしご『LL-SUPER』

ロフトはしご LL-SUPER
ロフトはしごをDIYで取付けてみよう!

LL-SUPER』のサイトより

ご希望のカラーと必要な本数をご購入ください。

※お取付けに必要なコーチスクリューボルト及びタッピングビスは付属しています。また、お取付けの際に入ったキズ等を補修する塗料も付属しています。

2.電動インパクトドライバー

電動インパクトドライバーがあるととても便利です。お客様の中には「電動ドライバーはあります」と言われる方がいらっしゃいますが、普通の電動ドライバーはインパクト機能がなく叩かないのでパワーがありません。電動インパクトドライバーはDIYには必須のアイテムなので、ご家庭に1台置いておくと良いかもしれませんよ。このアマゾン限定の電動インパクトドライバーはハイコーキ(日立製)の商品で、質、性能ともに申し分ないです。

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3.ラチェットレンチ

コーチスクリューボルトを最後に締め付けるのは電動インパクトドライバーではなく、このラチェットレンチです。コーチスクリューボルトの頭が六角対辺17mmなので、17mmのラチェットレンチをご準備ください。レンチにもスパナ・メガネ・ラチェット・首折れラチェットとありますが、このスパナと首折れラチェットレンチの組み合わせがおすすめです。

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4.六角ソケット

六角ソケットはコーチスクリューボルトを締め付ける際に使用します。電動インパクトドライバーにワンタッチで装着ができるものを選んでください。サイズは六角対辺17mmです。

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六角対辺17mm BZP63-17 18Vインパクトドライバー対応

5.プラスのビット

仮止め用のタッピングビスを締め付ける際に使用します。これも六角ソケットと同じように電動インパクトドライバーにワンタッチで装着ができるものを選んでください。ビットは1本でも売っていますが、1本だけ買うよりは、こうやって使用頻度が高いものがセットになったものを買ったほうが今後役に立つ時が来ると思います。

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6.木工用のキリ(2.5~6.5ミリ)

木工用のキリはタッピングビスの下穴とコーチスクリューボルトの下穴を開ける際に使用します。こちらも電動インパクトドライバーにワンタッチで装着できるものを選んでください。鉄骨用のキリと木工用のキリは違いますのでご注意ください。

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7.マスキングテープ(幅広)

マスキングテープは壁に印を入れる際の下地として壁に貼ります。幅が狭いマスキングテープだと何枚も重ねないといけないので、使うなら幅広の方が少々ズレても大丈夫なので良いかと思います。ひとつ気を付けないといけないのが、いくら粘着力が弱いマスキングテープとは言え、勢いよく剥がしてしまうとクロスまで剥がれてしまう場合のありますのでその点だけはご注意ください。

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8.スケール

スケールは壁からの距離や床からの距離を出すものです。差し金などでは測れない、距離が長い時に使います。もし、5mくらいのものでお持ちのスケールがあるのであればそれで大丈夫だと思います。タジマのスケールは一流メーカーだけあって、作りもしっかりとしていて、テープの剛性が強いので測っている時も折れにくくとても使いやすいです。

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9.差し金

差し金は直角や水平に線を引くときに使います。長さは色々ありますが、今回DIYで使用する差し金は50cmくらいがいちばん使いやすいかと思います。

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10.水平器

水平器はコーチスクリューボルトを締め付けてしまう前にLL-SUPERが水平になっているかどうかを確認する時に使用します。目に見えて水平かどうかが分かるのでとても便利です。マグネット付きなのでスチール製のLL-SUPERにはピタッと引っ付きます。注意して頂きたいのは、マグネット部分でLL-SUPERに傷が入る可能性がありますので、マグネット部分にマスキングテープを貼るなどの対策してから使用してください。

シンワ測定(Shinwa Sokutei)

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2.DIY大作戦のはじまり!

1.DIY大作戦(位置出し)

壁に貼ったマスキングテープ
DIY大作戦(位置出し)

1.マスキングテープは縦横と基準になる線を引くための下地となるものです。写真は細いマスキングテープを使用していますが、出来るだけ幅広いマスキングテープの方が作業性が良いと思います。

ロフトはしごLL-SUPERの型紙
ロフトはしご『LL-SUPER』の型紙

これがロフトはしご『LL-SUPER』に同封している型紙です。今回のDIY大作戦(位置出し)ではパイプ天端の線と中心線をマスキングテープに引いていきます。

2.DIY大作戦(穴の印入れ)

型紙を壁に当てて穴位置に印を付ける
2.DIY大作戦(穴位置決め)

ロフトはしご『LL-SUPER』の中心線と天端の線が入っているマスキングテープの位置に型紙を合わせます。

※事前に型紙の穴の位置にはペンが入るくらいの穴を開けておいてください。

ここでは取付ける本数のロフトはしご『LL-SUPER』の穴位置をマジックで印を入れていきます。

3.DIY大作戦(下穴)

電動インパクトドライバーで壁に下穴を開けているところ
3.DIY大作戦(下穴あけ)

ここでは下穴を開けていきます。樹種に応じて6~7mmの下穴を開けてください。注意点ですが、最初に6mmで穴を開けてコーチスクリューボルトを締め付けてみて、硬かったら次に6.5mmくらいで開けるというように徐々に穴を大きくしていくと失敗がありません。

※この写真は旧タイプのロフトはしご『LL-SUPER』なので仮止め用のビス穴がありません。現行のロフトはしご『LL-SUPER』ではタッピングビスの下穴も2.5mmで開けてください。

4.DIY大作戦(仮通し)

コーチスクリューボルトの仮通し
4.DIY大作戦(仮通し)

最初からロフトはしご『LL-SUPER』の穴にコーチスクリューボルトを通した状態で締め付けるとLL-SUPERに傷が入るリスクが高まります。なので、コーチスクリューボルトだけを使って仮通しというのをやります。やり方は電動インパクトドライバーを使ってコーチスクリューボルトの長さの7~8割くらいまで1度締め付けて、それから緩めて抜いてください。この作業が面倒でコーチスクリューボルトをどうしてもロフトはしご『LL-SUPER』の穴に通してからやりたい場合にはマスキングテープなどで当たる部分を保護してからやってください。

※電動インパクトドライバーを使うのはここまでです。

5.DIY大作戦(本締め)

ロフトはしご『LL-SUPER』のコーチスクリューボルトの本締め
5.DIY大作戦(本締め)旧型

ここからはインパクトドライバーが使えませんので、首折れラチェットレンチの出番です。先に仮止め用のタッピングビスでロフトはしご『LL-SUPER』を固定してください。(すみません、写真は旧型なので仮止め用のビス穴がありません)それから、水平器をロフトはしご『LL-SUPER』のバーの上に載せて水平の気泡を確認しながらコーチスクリューボルトを最後までラチェットレンチで締め付けてください。(仮通しを行った箇所まではコーチスクリューボルトをスムーズに締め付けることが出来ると思います)

ここで注意をして欲しいのは締め過ぎないことです。たまにですが、『締め過ぎてコーチスクリューボルトが折れちゃいました!』という方もいらっしゃいます。余程の力じゃないと折れないのですが・・・ほどほどの所でやめましょう。

ロフトはしごLL-SUPERを壁付けて取付けている男の子
こちら、現行型のLL-SUPERです。

6.DIY大作戦(完成)

ロフトはしご『LL-SUPER』の完成写真
DIY大作戦(完成)

1本ずつ本締めをしていって完成です。ほんと地道な作業になりますが頑張って締め付けてください。過去に業者さんから『いじわるな設計だね』って言われたこともあります。そりゃそうですよね、電動インパクトドライバーで一気に締め付けることが出来るような形状になっていればあっという間に終わりますから。しかし、それだと理想のデザインが崩れてしまうんですよね・・・デザイン優先の設計で申し訳ありません。

LL-SUPERの取付け方はLL-SUPERのページの方で

より詳しく解説をしていますので、そちらを覗いてみてください。

3.DIYの際に注意すること

ロフトはしごの取り付けをDIYで行う場合の注意点は以下のとおりです。

  • 耐荷重を確認する。
  • 設置する壁や天井が、耐荷重に耐えられる構造であるかを確認する。
  • 設置場所が、安全で確実に設置できる場所であるかを確認する。
  • 設置に必要な工具や資材を用意する。
  • 取扱説明書に従って、正しく設置する。
  • 正しく設置されていることを確認する。

ロフトはしごは、DIYで取り付けることができますが、上記の注意点を守って取り付けてください。

※DIYでのお取り付けに不安がある場合は、専門の業者に依頼することをお勧めします。

4.DIYは自分の生活を豊かにする方法のひとつ

創造性と自己表現

DIYは、自分のアイデアや創造性を発揮する絶好の機会です。

自分の手で何かを作り上げることで、

独自のスタイルやセンスを表現することができます。

経済的なメリット

DIYは、修理や改造などの活動を通じて、お金を節約することができます。

自分で修理や改良を行うことで、

プロに頼む必要がなくなり、費用を抑えることができます。

スキルの向上

DIYは、新しいスキルを習得する機会でもあります。

木工、電子回路、裁縫など、さまざまな分野で自分の技術を高めることができます。

これにより、自信を深め、将来のプロジェクトにも役立てることができます。

手作りの満足感

自分で何かを作り上げたり修理したりすることは、非常に満足感のある経験です。

完成した作品や改造した物を見たり使ったりすることで、

達成感や喜びを感じることができます。

DIYは、自分の能力や創造力を信じ、

自分自身で問題を解決する力を育むための素晴らしい方法です。

自分の生活において、

DIYの活動を取り入れることで、より充実した豊かな経験を得ることができます。

はしご/タラップのサイトには、

LL-SUPER以外にもDIYでお取付ができるロフトはしごが沢山載っています。

よろしければ覗いてみてください。